ロールケージ

今回は車のカスタムについて語っていこうか。
走り屋だけではなく、レーシングカーや競技車両に装着されているのがロールケージだ。
車内にバーが張り巡らされている様子からジャングルジムといわれることもあるが、効果について話していこう。
ロールケージのメリット
元々はモータースポーツ専用だったパーツだが、事故や横転からドライバーを守ると同時に、ボディの剛性向上といったメリットがあるロールケージ。ロールバーとも呼ばれている。
どうしてこのようなパーツがあるのかというと、車のほとんどはボディで全体の強度を保つモノコックボディは、箱にしか過ぎない。
ちゃんとした箱になってはいるが、角から遠くなるほど、真ん中になるほど、歪みやすくなっている。ロールケージはその箱の内側を補強するためのもので、衝撃から乗員を守ってくれるわけだ。
あと、ボディの剛性をあげることで、ねじれが少なくなり、サスペンションの性能をより効果的に発揮する効果もある。
使われている素材は鉄製、アルミ製、クロモリ製の3種類が多い。軽く強度の強いが高価なクロモリはモータースポーツだと規則で禁じられていることが多いため、コストを考えて鉄製が多い。
ロールケージのデメリット
車体に複数のパイプを組付けるので、居住性はどうしても悪くなる。とくにパイプは足元でフロアに固定するため、乗降性も犠牲になってしまう。
ただし、ダッシュボードを貫通するタイプであれば、取り付けの工賃は高くなるけど、乗降性への影響は少ないはず。
6点式を超えるロールケージの場合、リアシートを外さないといけないので、乗車定員を変更するのが当たり前だった。
現在なら乗車定員そのままで、リアシートも外さずにできるので、大きなデメリットはないかもしれない。
点数が多ければ重量は重くなるけど、剛性や安全性を考えるとプラスだったりする。
後は気になる車検だけど、正しく取り付けて必要な手続きを行えば、車検は通るし違反にもならない。
必要なのはロールケージにパッド(緩衝材)を巻いておく必要がある。これは道交法にも記述があるので、注意しよう。
もう一つは視界を遮らないこと。
取り付けはDIYで保安基準に適合しているか不安に感じながら装着するよりも、施工実績のある業者に頼んだほうがいいだろう。
ロールケージを装着した車は、安全性や走行性能の向上が見込めるので、サーキットで行われるジムカーナやオートテスト、サーキット走行など色々な競技に使えるはずだ。